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京まちなか映画祭 映画けいおん! 35mm上映会

2013/11 京まちなか映画祭 映画けいおん! 35mm上映会
11月5日~12日に行われた京まちなか映画祭の映画けいおん!35mmフィルム上映会に行ってきました。今年は3月にも京都文化博物館の映画祭でフィルム上映がありましたので京都では今回で2度目。もう映画公開からかなり時間も経ってますしこういうチャンスを頂けるのは純粋にありがたいですね。

2013/11 Nero;PASSO
会場は新京極四条上ルにあるNero;PASSOというイベントスペースです。元々はSY松竹京映という映画館で最近こういう形で再オープンしたわけですが、建物自体は昔のままですし内装も綺麗にはなってますがシアターの天井なんか見上げてみるとやっぱり昔の映画館って感じが残っててちょっとワクワクする。

司会の方の話によるとこの映画館は松竹的にはかなり重要な場所とのこと。ですのでこの映画祭で何でけいおん!になったのかちょっと不思議に思ってたのですが、今回の映画祭のテーマが音楽らしくそれでいて京都に縁があってかつ松竹となると・・・という様な流れらしいですね。そんな感じで結構気合が入った企画だったらしく、カウンターでは映画限定グッズの再販なんかもしてましたし、無料招待にもかかわらず1ドリンク付きだったりもしました。

で映画の方ですが、元映画館とは言え今は設備が違いますし普通の映画館的なスタイルとは違いますがこれがなかなか面白い。特に音響の設定はスピーカーも持ち込みだったらしいですが、独特な反響をしてキャラが間近で喋ってる様に聞こえるのがかなり楽しかったです。ライブシーンなんかも臨場感がたまりません。

あともう1つ、フィルムとスクリーンの関係からくるのか画面の奥行き感が良かったのも印象的でした。絶妙なボケ加減とでも言いますか。山田さん特有のカメラフォーカスの移り変わりなんかが際立って見えて、これは二条や文化博物館で見た時とも違う感覚で驚きました。

にしてもホント公開から2年も経ってもう何回も見てるのに見る度に何か発見があるから困りますね。最近ふと思いますが、映画だと2年・1期からだともう4年以上も経ってるのかと疑問に思うくらい今見ても時間の経過を感じないのが恐ろしい。実際の北白川なんか行く度に街の景色が変わって、もはや背景は記録映像になるんじゃ?とか思うんですが、作品の方は今なお先を歩いてるように感じる。

来年に出るらしいたまこの新作も楽しみですが、その次は一体どんなものが出てくるんですかね。楽しみは尽きそうにありません。

そうそう何故だかわからないけど、ラスト付近で桜校の廊下を梓・憂・純の2年生組3人で歩いてるシーンがあると思うのですが、ふと何か物足りない気分になった。いや、だからといって特に何かをやって欲しいとかそいういう話でもないのですが。何となくその先の景色が見えた気がした。