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和ヶ原聡司 - はたらく魔王さま!

はたらく魔王さま! (電撃文庫)

今年の電撃文庫大賞 銀賞受賞作であるはたらく魔王さまですが6月に第2巻も発売とのことで久しぶりに読んでみました。(まぁホントはこのエントリー3月頃に書こうと思ってたんですがタイミング的にちょっとね、でも私は良かったと思ってるから頑張って欲しい)。ちなみに何故この作品にしたかというと単純に2月の発売日に受賞作を店頭でパラパラっと見た感じこれが一番面白そうだったので決めました。

 

 

 この作品が良い所はやはりファンタジー要素と日本の現代的要素が上手くミックスされてる点でしょうか。まぁご都合主義といえばそうなんでしょうけど、その辺考慮しても魔王軍と勇者のスケールを上手く現代に合わせられてるのが面白いし、その設定もごくごく最近を強く意識したセットでイメージがしやすくていいですね。マクド(私は関西人w)やドコモをメインにリラックマなんかも出てきたりと身近なネタも多くて楽しいです。あとちょくちょく入れてくる貧乏ネタや小ネタも面白い。

 

あともう1つ気になった点は、魔王が異世界から逃げてきて日本に順応するという結構大事そうな部分をサクっとダイジェストで終わらせた点でしょうか。この辺の過程を見たかったと思う人もいると思うし、逆にテンポが悪くなる恐れもありますし、これは地味にバランスが難しそうでしたが個人的には今回のスピーディーな展開は良かったかなと考えてます。

 

 

そんな感じで新作買って一気読みとかしたのも久々ってくらいかなりお気に入りなわけですが、キャラクター的にオススメしたいのはやはりサタンとアルシエルですね。いつも女キャラしか興味がないお前が一体どうしたんだと言われそうですが、今作に限ってはやっぱ魔王軍だろと思うわけですよ。

 

いやだってカッコイイじゃん、魔王とか四天王とかこういうの昔から大好きだし。特にアルシエルはネタもシリアスも良くて気に入ってます。あと多分次巻ではルシフェルのイラストも追加されそうだし残りの2人も今後もしかしたら登場するかもだし、もちろん女性陣もかわいいし勇者勢力の動向も気になるしでキャラ的にはかなり楽しみな所も多いので期待したいです。

 

 

というわけでもうすぐ2巻も発売なので6月10日はさっそく本屋に行ってこようと思います。