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ゆうきりん - 魔王なあの娘と村人A ~幼なじみは勇者です~

魔王なあの娘と村人A―幼なじみは勇者です (電撃文庫)

5月の電撃文庫新刊案内を見た瞬間これはキタと思ったゆうきりんさんの新作"魔王なあの娘と村人A ~幼なじみは勇者です~"を買ってみました。もう見るからに私好みの表紙の女の子がこれまた本編も可愛くてたまらないとかもうこれは大当たりとしか言い様が無いですね。

 

  

最初読み始めたとき一瞬何かに似てると思ったら俺妹1巻を初めて読んだ時みたいな印象でしょうか。基本的に村人Aである佐東二郎の一人称で進んでいきますしね。まぁでもこの辺は恐らく慣れの問題なのでそんなに重要視はしてません。では何が気に入ってるか?と言えばそんなの決まってます、魔王ポジションである竜ヶ峰桜子がかわいいというだけで私は大満足です。

 

いやもうマジで桜子さんがドストライク過ぎてヤバい。黒髪ロングで黒タイツでお嬢様でしかも万能キャラとかチート過ぎる。それでいて中身はブッ飛んでて発想が過激すぎるワリに小悪党としか思えないワケのわからない計画ばっかを実行しようとする辺りが面白くてこれまたかわいい。あと喋り方でクールそうなキャラに見えるんだけど意外とそうでもないのもいいね。勇者絡みになるととたんに口が悪くなったり、二郎に対してだけはやけに子供っぽい一面を見せたりと場面ごとにコロコロと印象が変わるのがかなり楽しい。

 

一応ストーリー的には魔王・勇者(光ヶ丘翼)・村人の三角関係+αで行きたいのかなと思いますがこの展開で勇者が盛り返す可能性はあるんだろうか?。冷静に考えて翼と二郎がくっつく展開は無い感じだし(・・・今巻だけで考えるとあまりイメージがわかない)、だからといって舞台設定の方を重視するのもなんか違う気がしますし。やはり続きがあるのであれば桜子中心の学園物で行って欲しいなというのが正直な所でしょうか。

 

 

そうそう、あと余談ですが個人的にこの本買うのは非常に苦労しました。発売日の10日に京都のとらのあなメロンブックスに行ったら流通にトラブルがあったらしく未入荷というとんでもない罠にかかりましてぐったり。

 

でその5日後に再び見に行ったのですが今度は売り切れ続出でまたもやぐったり。とらのあなゲーマーズ喜久屋書店漫画館は売り切れ、アニメイトメロンブックスも残り僅かとかナンテコッタイ。結局特典付きのお店は全滅だったのでポイントが付くメロンブックスにしたんですが今月は完全に無駄足でした(´・ω・)。

 

他の新刊はどこのお店でも余裕だったし何故これだけとちょっと文句の一つも言いたくなりましたが、まぁ新作とはいえキャリアも長い方ですしアキバBlogとかでもプッシュされてたのでかなり出足は良かったみたいですね。最近になってやっと重版も出回り始めたとの噂もありますし続刊も期待できそうかな、ていうかして下さいマジお願いします。